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第8回関東甲信越アルコール関連問題学会 山梨大会レポート「山梨ダルクの運営、見習うべき点多い」

このほど、山梨県立大学飯田キャンパスにて、「アディクション医療を愉しむ」をテーマに、第8回関東甲信越アルコール関連問題学会が開催されました。ジャパンマックからは職員4名が参加。医療関係者をはじめ、回復支援施設の職員や自助グループのメンバーなど、多様な分野の参加者が集まりました。
(写真:会場の様子)

多様な分野の専門家が参加

 3月2日、山梨県立大学飯田キャンパスにて、「アディクション医療を愉しむ」をテーマに、第8回 関東甲信越アルコール関連問題学会が開催されました。

 関東甲信越アルコール関連問題学会は会員相互の親睦、交流を図り、アルコール関連問題の改善に寄与することを目的として設立された、日本アルコール関連問題学会の地方学会です。

 今大会の目的は、アルコールや薬物ならびにギャンブルやインターネットなどの依存一般の医療、医学予防、社会など、あらゆる分野に関する研究発表の場として最新知見の共有や経験の共有・情報交換。地域の医療者、支援者の仲間と交流も目的としています。

 ジャパンマックからは、荒木龍彦(副代表)、森啓介(事務局長)、棚原可奈子(サポートセンターオハナ)、北林綾子(同センター)が参加。医療関係者をはじめ、回復支援施設の職員や自助グループのメンバーなど、多様な分野から多くの参加者が集まりました。


(写真:甲府駅前にある武田信玄公銅像。今学会では、関東甲信越や我が国の依存の臨床や研究における役割を討議)

共に回復を『愉しむ』姿勢こそが、最良の支援

 大会長を務めるのは、過去にジャパンマック連続講座にも登壇された大河原昌夫先生(住吉病院)です。

 事前に公開された大会長挨拶では、アルコール依存のみならず、薬物依存やギャンブル依存、摂食障害などの近縁疾患に共通する回復の要素として、「仲間の存在」や「隠されたトラウマ」の重要性に言及。また、「医療者が彼ら彼女たちの回復を共に『愉しむ』姿勢が、何よりもの回復援助ではないだろうか」と述べています。

 また、特別講演では、山梨ダルク代表の佐々木広氏が登壇。「山梨ダルクの15年――当事者活動・福祉活動・ビジネスの統合」というテーマで講演しました。


(写真:講演する山梨ダルク代表の佐々木広氏)

 講演を聴いた森事務局長は「佐々木氏の回復者を支え続ける思い、17年前に誕生した山梨ダルクが地域に受け入れられるために行ってきた取り組み、さらに回復者の雇用創出を目的に作業所やレストランの経営に乗り出した経緯を伺いました。大きな発展を遂げる山梨ダルクの運営には、見習うべき点が多いと感じました」と述べました。


(写真:閉会式の様子)

依存症とジャパンマックの回復支援活動

 アルコールなどの依存症は、自分の意思とは関係なく依存が形成される病気です。習慣的な要因によるもので、誰にでも陥るリスクがあります。 1978年に設立されたジャパンマックは、日本で初めて12ステッププログラムを導入した依存症支援施設であり、依存症に苦しむ多くの人々の回復をサポートしています。長年の経験をもとに依存しない生活を送れるよう支援し、社会復帰を目指すためのプログラムを提供しています。

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