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厚生労働省と都道府県が主導する「麻薬・覚醒剤・大麻乱用防止運動運動」は、全国の啓発大会や広報活動を通じて、国民一人ひとりへの意識向上を呼びかけるものです。
背景には、若年層における薬物乱用の深刻な広がりがあります。厚生労働省の発表によると、令和6年(2024年)の日本での大麻事犯の検挙人員は6,342人にのぼり、依然として高い水準にあります。特に、検挙者の7割以上を30歳未満の若年層が占めており、乱用の拡大に歯止めがかからない状況は大きな社会問題となっています。
今回の運動では、全国6都市での地区大会開催、ポスターやパンフレットの作成・配布、薬物乱用防止功労者の表彰、相談窓口の周知などが予定されています。特に大麻については、危険性に関する正しい知識の普及に重点が置かれています。
ジャパンマックは、アルコール・薬物・ギャンブルなどの依存症からの回復を支援する認定NPO法人です。全国の施設でリハビリテーションや相談支援を行うとともに、依存症が「病気」であることを社会に伝える普及・啓発活動も重視しています。
薬物などをやめ続けられる環境を社会全体で広げていくことは、依存症からの回復を目指す人々にとって大きな支えとなります。ジャパンマックはこれからも国や自治体と連携し、依存症からの回復を支える活動を広げていきます。
【出典・参考】
・ 厚生労働省「麻薬・覚醒剤・大麻乱用防止運動の実施について」, https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000179105_00014.html
・ ジャパンマックパンフレット2023
経済的、物質的にも豊かな国であるはずの日本にも、依存症に苦しみ、人生や家庭をだいなしにしてしまっている人がまだ多くいます。正しい知識と対処方法を広めることで、依存症により人生を失う人をゼロにするという私たちジャパンマックの活動を、どうか応援してください。