8月28日、「MACのレガシー」を開催し、約150人が参加。草創期を知るメリノール女子修道会のシスター照子氏、ワン・ステップ元施設長の浅賀佐太郎氏を招き、受け継がれてきたメッセージについて語ってもらいました。(前編)
今年も「MACのレガシー」を開催しました。OB・OGや関係者、AAの仲間など約150人が参加しました。受付では、みのわマックと共催の特定非営利活動法人山谷マックデイケアセンター ワン・ステップの仲間が作った「ミニー語録しおり」を配布し、参加者でミニー語録を共有しました。
ゲストスピーカーには、草創期を知るメリノール女子修道会のシスター照子氏、ワン・ステップ元施設長の浅賀佐太郎氏を招き、当時の話を聞きました。
シスター照子氏は、ミニー神父のメッセージが20年を経ても受け継がれている理由を、こう語りました。
「メッセージは、文字で書かれて読んで伝わるものではなく、生活の中でどう生きるか、その生きざまを通して伝わっていくものだと思います。ミニー神父が亡くなられたのは2007年。もうすぐ20年という長い年月が過ぎましたが、そのメッセージは確かに伝わっていると感じます。それは一人一人の生き方を通して伝えられていく、ということの証しだと思います」(※1)

メッセージは本で読むだけでは伝わらない、生きることを通して伝わる——シスター照子氏のこの言葉は、ミニー神父の教えそのものです。ミニー神父は「自分自身の経験によって説明します」(※2)と語り、12ステッププログラムを知識ではなく体験として伝えてきました。
次回は、浅賀佐太郎氏が語ったミニー神父と山本さんから受け継いだ言葉を紹介します。
※1: 『みのわマック便り』(2025年10月号), p.5
※2: 『ジャン・ミニーの12ステップ』みのわマック・みのわマックを支える会企画委員会編集部、2020年, p.10
1978年6月、日本で初めて12ステッププログラムを使って依存症者の回復と成長をサポートするアルコール等依存症者リハビリテーションデイケア施設「三ノ輪MAC」として発足しました。設立者もアルコール依存症者の当事者であり、当事者による当事者へのサポートを大切にしています。