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【後編】家族として、どう支えるか ―処方薬・市販薬依存への向き合い方

前編では、処方薬や市販薬への依存がどのように起こるのか、そして本人が回復に向かうための道筋についてお話ししました。後編では、ご家族の立場から、依存症の方をどう支えればよいのか、そしてどこに相談すればよいのかをお伝えします。

【前編】病院の薬だから安心? 処方薬・市販薬への依存を考える

「様子を見る」よりも「相談」を

 ご家族の中には、「病院の薬だから大丈夫だろう」と見守っている方もいらっしゃるかもしれません。しかし、依存症は進行性の病気です。
もし、ご本人の薬の飲み方がおかしい、生活に支障が出ていると感じたら、それは病気のサインかもしれません。

 以下のような変化に気づいたら、早めの相談をお勧めします。

・処方された量や回数を守れなくなっている
・薬を手に入れるために、複数の病院を受診している(ドクターショッピング)
・薬がないと不安になったり、イライラして落ち着かなくなる
・仕事や家事、学校生活などに支障が出ている
・薬の使用について嘘をついたり、隠したりする

家族自身のケアも大切に

 依存症の方を支える家族は、しばしば「自分がなんとかしなければ」と一人で抱え込んでしまいます。しかし、依存症は専門的な支援が必要な病気です。

 ご家族だけで抱え込んだり、本人を責めたりせず、まずは専門機関や私たちジャパンマックのような相談先につながってください。ご家族が正しい知識を持ち、第三者とつながることが、ご本人にとっても回復のチャンスになります。

 依存症の方を支える家族は、心身ともに疲弊しやすい状況にあります。ご家族自身が孤立せず、同じ立場の家族と話せる場所(家族会など)につながることも、とても大切です。

 ジャパンマックでは、ご本人だけでなく、ご家族からの相談も受け付けています。「どう接すればいいのかわからない」「もう限界」と感じたときは、遠慮なくご連絡ください。

まずは相談することから始めましょう

 依存症は病気ですが、適切な支援があれば回復することができます。「もしかして依存症かも?」と不安になったとき、あるいはご家族の薬のことで悩んでいるときは、私たちジャパンマックにご相談ください。

 回復を経験したスタッフや仲間たちが、あなたを待っています。

参考文献

・特定非営利活動法人ジャパンマック「依存症者家族教室モデルテキストⅠ」特定非営利活動法人ジャパンマック、2014年
・特定非営利活動法人ジャパンマック「ジャパンマックパンフレット2023」特定非営利活動法人ジャパンマック、2023年
・特定非営利活動法人ジャパンマック「依存症とは?」ジャパンマック公式サイト(参照 2026年1月29日)
・井上茂「全国マック協議会とマックグループの活動」全国マック協議会、2015年