ak - オハナ

Women's Adiction support center
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メッセージ
 今日はお招きありがとうございました。
 私は実は、Sさんから直接メッセージをS園にて頂いたメンバーなんですよね。S園は女子病棟で、毎週何曜日に来たか…。私のスポンサーはMさんって言うんですけども、MさんとSさんが月一回来てくれましてね。で、ウチのスポンサーがよく「捨てられた」と。「家族にみんなに捨てられ、子供に捨てられ夫に捨てられ、私は一人ぼっちになっていた」と。「可哀想な人がいるな」と思って聞いていたんです。
 そうするとSさんが「私の場合はですね、木に登ったりですね、吠えました。そして夫には、今、夫の話が出ましたけれども、出刃包丁で夜な夜な追っかけておりました」凄いおばさんが来たねと。
 とても自分と共通点なんて見いだす訳にいかないんですけれども。まあ、なんやかんやあって、ドクターの勧めで施設・AAに行ってみたらどうかという事を家族にもお願いして。じゃあ「待ち合わせをしよう」という時にですね、Sさんから電話がありまして。「Aさん、それではY区のK町っていう所、南口ですよ、そこで待っております」って言っていたんですね。ハマ、横浜以外出たことがない私が。Y区がどこにあるのかも、K町、南口がどうであるかも何もわからなくて。その頃の私はもう、イライラ、キリキリですよね。頭がちょっとの言葉でカターンとくる状態でしたから。そんな事私に言われたって分かりっこないじゃないですか。なにがY区ですよあんた、何がK町なんですか、というね。最初の一発目がけんか腰だったんですね。それでもちゃんと彼女は待っていてくれて。
 それからですよね、今、話が出ましたように、うちのスポンサーが、女性たちが回復する為にはもう苦肉の策として「女性だけを集める」と。Mさんも施設の中では、「男性のS地区の施設の人達が女性に殺されマース」なんて言われるんですね。さっきYさんは謙虚に「男性から身を守る為に作った」って。物は言いようなんですけど。私らはそうは聞かされておりませんので。女性の方から餌をまく。呼び込みをするから。それがないために女性がクローズドになるんだと。で、初めて日本AAでレディースグループというね、老弱男女ではない特殊グループが認可されまして。そこなんですよね、今全国に女性たちが本当に大勢繋がってくれたというのが。
 そのかわりプログラムは徹底的なものでした。週二回はステップに入る、で昼間は施設、夜は毎日(AAに)行くという。そういう中でもSさんは常になぜか私の傍にいるんですよね。で、蓋を開けてみますと…三年ぐらい経ってから、スポンサーに言われました。「Aさんの場合は薬も入っていたから」。薬は本当に怖いですよね。最後の一つを捨てる、というのはね。で、大スリップのうえ(薬が)切れたんですけど、その時スポンサーはSさんにアドバイスを聞いていたって。「今Aさんはなんか…一人妄想の…なんかポカンとしてます」というような事をうちのスポンサーが彼女に相談すると、「それは、一人の城の中に籠って…薬の症状ですね」なんていうようなアドバイスをしてたようですけれども。つまり私にしてみたら本当のスポンサーのMさんとSさんと、そういう二人のスポンサーで引っ張り上げてもらった。今だからそれが言えるんですね。
 Sさんは、本当にね、影の言葉ではなしに表向きに言いますけど、「とどめのS」というくらいね、最後にドスンとくるんですね。痛くて痛くてね。で、うちのスポンサーが、長崎の施設が出来て、そこの所長で収まんなきゃなんない、っていうのに、もう永遠の別れのようにしてレディースは泣いて泣いて別れて。そして、Sさんともう一人Nさんという先行く女性がいました。その二人に振り分けろという事になって。「もうあなた達の顔を見ることもできない、声を聴くこともできない、だからこの二人のうちの一人に決めなさい」と。私は若い人よりも年配でしたから、Sさんという形になったのですが…。
 さあ、このスポンサーシップが本当に継母に懐けない筆頭だったんです。Mさんの言葉しか入んないんですね。そしてSさんの言葉はドスン、ドスーンとくるという形があって、もう逃げるしかないといってねぇ。もうSさんにゴマすりをするんです。「今日は綺麗なお洋服きてらっしゃいまして、今日はセットがすごい素敵ですね」なんて言って絶対に近寄らない。それで、最後にSさんはこう言って提案を出してくれました。「Aさん、あなただけです。あなたの場合は長崎に電話を入れなさい。日々の事は逐一全部報告を入れます」これってアノニマスブレーキじゃないの、ってな感じでしたけれども。そうやって必死で助けてくれたんです。私は薬とアルコール、両方のスポンサーを持つ事になったんですね。でも、嬉しかったのはやっぱり…。当時はもう、母もがんの末期で。ミーティングの間に新宿の女子医大行かなくちゃならない、その姿もSさんはすぐそばにいて見ていてくれましてね。私は最後にお母さんにどうしても美味しいものを食べさせたい、料亭の味が好きな母だから。T地区ミーティング場が出来たんです。というのは当時、私は1981年の9月に繋がっているんですが、その11月にOさんが「日本AAグループ」を発足したんです。それで今ここに繋がっている薬にも問題のあるメンバーは全員NAに行け、という形で提案が出されましたから。AA・NA両方ステップをやったんですよね。その時にT地区の、今もあるグループのミーティング場がNAの会場でもあり、S会館もそうでした。それで、その地区のミーティングの前に…まだ5時、5時半位で。仕事も持ってないですから、早めにミーティングに行って、料亭に一人でトボトボ行きまして。「8時半ごろ(料理を)貰いに行きますから」って五千円札渡して。「一人前料理を作って下さい」で、それをミーティング場でSさんやOさんに話しました。ミーティングが終わって、さあその料亭に行く時に、なぜかこのおばちゃんが私の後ろからしっかりついてくるんですね、料亭の入口まで。「なんでこの人私のそばにいつもついているんだろう、まして今日なんか私の手を握るかのようにして捕まえてる」と。そして(会場に)戻りました。NAメンバー、ここに居るMさんもそこに立っていたはずなんですけれども、全員が私の危険な状態をじっと見ていたんですね。私はお料理を買いに行ったんですよ。それでも内容はチントンシャンっていうあの音色が好きで、「こんな所で板さんを一緒になれたらいいな」って思いがもとにそれを持って行って。Oさんに開口一番に言われました。「お前、お母さんに美味しい物を食べさせたいとか食べさせたくないとかの問題じゃないだろう!お前の問題だろうが!」なんでそんなに怒るのか分からなくて、スポンサーに帰ってから電話をしたら、「実はAさん、お母さんを餌にあんたはお酒を飲みたいだけなんだ」と。すごい病気になっていると思いました。
 そんなこんなで母との別れの際にはSさんに多かれ少なかれお世話になって。別のミーティング場では、仕事もしてませんでしたから、早めにお座敷ミーティングですね。お茶室みたいな所でやっていたんですけれど。早めに鍋釜持って、お料理をこしらえて仲間が来るのを待っておりました。その時にSさんが「Aさんってマメなのね」っていう言葉の優しさを初めて感じたんですね。それほどまでに私達の病気は半端ではなかったですから。スポンサーといい、Sさんといい「憎まれてもいい、とにかく回復させなきゃならない」という、多分そういう強い意志があったんだろうと思いますね。必死でついて行きましたね。それが今日に至るんじゃないかな、と思っています。
 そしてSさんとの出会いは、うちのスポンサーがよく言ってました。「私は一人なのよ。だけどSさんとNさんが3年半のあの地に繋がってくれたお陰で、私は今日の女性の私を見ることができた。本当に私の女性の回復としては、SさんとNさんは命の恩人なのよ」そしてこの三人ががっちりスクラム組んで私たちの…それから12年経ってとうとう繋がったわけですけれども、Sさんとのソーバーは、うちのスポンサーと6年半違うんですね。だからその3年目に繋がったSさんから、その後3年目で繋がる私達まで、その時にこの3人がガッチリ日本のAA女性として立ち上がってくれなければ、当然私達自身もそれについては行かれなかったんじゃないかな、と思いましてね。
 心からソブラエティー、ステイクリーンということでは…私のソーバーはかけがえのない人に出会い、また、キツイ言葉もですね…私の結婚話にも乗ってくれました。そして結婚前に直接本人とも会ってもくれたんです。そして結果としては「Aさん、今、Yさんが言ったみたいに、そういうことですので。彼はどなたとも結婚をしないそうですので。無力ですから、さようなら。カチャンッ」。どういうことなの、っていうね。もうその言葉がぽつん、ぽつんとくるもんですからね、解釈しようがなくて私はスポンサーにお願いして「まあよくわかりました」スポンサーから全部、手回ったって言ったらですね、Sさんが、使い走りじゃないんですけれども、彼に会ってくれまして。「ああ、そういうことだったら頷けます」と言って穏やかな別れになるんですけれども。そこまでSさんという人はうちのスポンサーを物凄く慕ってました。スポンシ―同士なんですけれど。「Mさんが死ねと言ったら、私も死にます」なんてね。凄い人がいるなと思いましたけど。そのくらいまでにプログラム、スポンサーシップに忠実な方でした。そして私もその端っきれを少し頂きまして今日に至っている訳です。ありがとうございます。Sさん、どうもありがとう。
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