依存症治療は退院後が鍵|福岡で回復を導くジャパンマック
「病院に入院させれば、依存症は治りますか?」
「専門の治療を受ければ、もう二度と手を出さなくなりますか?」
「退院したのに、すぐに元に戻ってしまいました」
ご家族からよくいただく質問です。
アルコール、ギャンブル、薬物、そして近年深刻化するゲーム・ネット依存、窃盗(万引き)、買い物依存。これらはWHO(世界保健機関)でも認められた「病気」であり、医療機関での適切な介入は命を守るために不可欠です。
しかし、知っていただきたいことがあります。
依存症は風邪やケガのように「治療して完治する(元通りになる)」ものではありません。
退院したその日から、また病気との長い付き合いが始まるのです。
医療機関での治療は、傷ついた脳や体を休ませるための重要な「点」です。
特にアルコール依存症の場合、離脱症状(震え、幻覚、けいれんなど)は命に関わることもあり、まず医療機関で身体の治療を受けることが必要です。薬物依存症も同様です。
でも、退院して福岡の街に戻れば、そこには:
誘惑の多い日常の中で、「治療」を終えた後、スリップ(再使用・再発)せずにどう生きていくか。
その「線」を支えるのが、私たちのような回復支援施設の役割です。
一度依存症になると、脳に変化が起きます。この変化は、残念ながら「元に戻る」ことはありません。
だから、例えば:
一度、手を出せば、また依存状態に戻ってしまう。
それが依存症という病気の特徴なのです。
「完治」はしない。でも、「回復」はできます。
回復とは、依存物質や依存行為に頼らずに、幸せに生きられるようになることです。
回復とは、一日一日、依存行為をしない生き方を選び続けることです。
そして、これは一人ではできません。
病院を退院して、一人で家に戻る。誰も見ていない部屋で、誘惑と闘う。
これは、想像以上に困難なことです。
「もう大丈夫」と思っていても、ストレスや孤独を感じた瞬間、また依存行為に手を出してしまう。多くの方が、このサイクルに苦しんでいます。
ジャパンマック福岡には、同じ依存症から回復を目指す仲間がいます。
私たちは、グループミーティングや共同生活を通じ、こうした回復の実践を毎日積み重ねています。
私たちの回復支援の中心にあるのが、12ステッププログラムです。
12ステップは、1935年にアメリカで生まれた、依存症からの回復方法です。
12ステップは、「治療」ではなく、「生き方を変える」プログラムです。
自分自身と過去に向き合い、仲間との分かち合いの中で、依存に頼らない新しい生き方を見つけていきます。
今では、アルコール、ギャンブル、薬物、ゲーム、窃盗、買い物など、あらゆる依存症からの回復に活用されています。
「病院の次はどうすればいい?」
「本人が受診を拒否している」
「退院したけど、また元に戻りそうで不安」
そんな段階でも構いません。医療と連携した地域でのサポートについて、まずはご相談ください。
「仕事を辞めなきゃいけないの?」「家族と離れたくない」―そんな心配は不要です。
生活訓練事業所(デイケア)
福岡市内に複数の事業所があり、日中に通所しながら回復プログラムを受けられます。
堅粕事業所 / 吉塚事業所 / PORT事業所
通所での生活訓練では:
一日一日、「依存しない生き方」を実践します。その積み重ねが、回復の土台になります。
年間利用実績:延べ34,673名(2025年)
エール(依存症者回復支援センター)
より専門的な回復プログラムを提供する拠点です。
K-SMARPP(薬物・アルコール等依存症回復プログラム)
認知行動療法をベースにしたグループプログラムです。
実績: 2025年は年間80回実施、延べ708名が参加
LIPSAM(リプサム・家族支援プログラム)
ご家族向けのプログラムです。
実績: 2025年は年間113回実施、延べ472名が参加
ビギナーミーティング
「プログラムって何をするの?」と不安な方のための、入門プログラムです。
実績: 2025年は年間104回実施、延べ357名が参加
家族関係が悪化していたり、自宅では依存行為を止められない場合、入所型の回復支援も選択できます。
グループホーム(共同生活援助)
依存症からの回復を目指す仲間と共同生活を送りながら、集中的に回復プログラムに取り組みます。
ジャパンマック福岡の経験では、グループホームを利用した方の回復率は5割を超えています。
窃盗(クレプトマニア)などの触法行為を繰り返してしまう方の支援も行っています。
司法との連携
回復支援内容
実績: エールにつながった106名が再犯することなく地域で回復を続けています(2022年度実績)
「アルコールで入退院を3回繰り返しました。病院では『治った』と思うのに、退院するとすぐに飲んでしまう。ジャパンマック福岡のプログラムに参加して、『完治はしない、でも回復はできる』と知りました。仲間と一日一日、お酒なしで生きる。その積み重ねで、今は2年間断酒を続けています」(50代男性・アルコール依存症)
「ギャンブルで借金が500万円。病院で『病気だから治療が必要』と言われたけど、薬では治りませんでした。退院後、ジャパンマック福岡のグループホームに入りました。仲間と支え合いながら、一日一日ギャンブルをしない生活を送る。その積み重ねで、今は3年間ギャンブルをしていません。借金も完済しました」(40代男性・ギャンブル依存症)
「息子が薬物で逮捕され、刑務所に入りました。『出所したら治っているはず』と思っていたけど、出所後すぐに元に戻りそうで不安でした。ジャパンマック福岡に相談し、出所後すぐにプログラムに参加。今では1年間、クリーンな生活を続けています」(60代女性・ご家族)
「ゲーム依存で入院しましたが、退院してすぐにスマホを触ってしまいました。『入院では治らない』と知り、ジャパンマック福岡の生活訓練に通い始めました。仲間と一緒に、ゲームなしで過ごす楽しさを知りました。今は半年間、ゲームをしていません」(20代男性・ゲーム依存症)
ご家族の抱える問題は、複雑で、文章にするだけでも大変なエネルギーが必要です。
「病院を退院したけど、どうすればいいかわからない」
「本人が受診を拒否している」
「また再発するんじゃないかと不安で眠れない」
そんな状態でも構いません。
メールでは伝えきれない「家庭内の微妙な空気感」や「切迫した状況」も、直接お話しいただくことで、私たちがより正確に状況を理解できます。
📞 お電話でのご相談(推奨)
092-292-0182
受付時間:年中無休9:00~17:00
✉️ 夜間や、どうしても電話が難しい方はこちら
メールフォーム: https://japanmac.or.jp/jmacfukuoka/contact.html
24時間受付・お名前を伏せてのご相談も可能
※メールでご相談後、お電話で詳しくお話を伺えると、より具体的な回復プランをご提案できます
依存症の回復において、ご家族の存在は非常に重要です。
でも、ご家族自身も、長年の心労で疲弊していることが多くあります。
こうした状態を放置せず、ご家族自身もケアを受けることが、結果的に依存症者の回復にもプラスになります。
ジャパンマック福岡の家族会では:
を学ぶことができます。
▼「家族会」の詳細・開催日程はこちら
https://japanmac.or.jp/jmacfukuoka/news/index.html#tab03


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まずは事務局までお問い合わせください。無料で相談対応をいたします。
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