私はアルコール依存症と診断されてからもお酒を飲み続け、入退院を繰り返していました。主治医や家族の勧めで、施設に入所することになりました。その時の私はお酒はやめられないだろうと思っていたし、どんな所なんだろうとか、どんな人がいるんだろうとか不安もあり、最初はとても緊張していました。毎日何も考えず、ただミーティングを受けたり、自助グループにも仲間について行ったりというような感じでした。
生活していく中で、少しずつそうやって過ごすのはもったいないと思えるようになりました。そのきっかけを作ってくれたのは、仲間やスタッフさんでした。
今は、仲間や周りの人の支えのおかげで、お酒を飲まない生活が続けられています。そのことに感謝しながら、これからも仲間と回復を続けていきたいと思います。