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マック通信

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依存症回復施設運営事業 RECOVERY FACILITY

“やめ続ける”ことに
こだわった
依存症回復支援施設

ジャパンマックは1978年に日本で最初の12ステッププログラムによる施設を開所して以来、長年の経験をもとに様々な依存症の方々と向き合い依存を使わない生活を手に入れ、社会に巣立つためのサポートを行なっています。

なぜ施設が必要なのか?

依存症は、一時的にやめること(Stop)ができても、やめた状態を維持すること(Quit)が難しく、再発が非常に多い病気です。
そのため、依存症の治療には、病院、施設、相互支援グループそれぞれの役割が必要になります。まずは物理的に依存物質・行為から離れ、離脱症状や合併症を治療し、依存に頼らない生き方を手にいれ、その状態を維持するためにありのままの自分を分かち合える仲間とつながり続けることでやめ続ける状態を実現します。
施設での生活では依存に頼らない生き方を得るために利用者にとって大切な「気づき」を一つずつ得ていくことをゆっくりと促します。

病院

離脱症状、合併症
を治療する

の回復

回復施設

依存に頼らない
生き方
を身につける

の回復

相互支援グループ

支え合い
乗り越える

回復状態の
継続

回復支援3つの特徴

  • 当事者職員と専門家が在籍

    依存症から回復した当事者職員と資格を有する医療福祉専門職のスタッフが在籍しており、効果的なプログラムをサポートします。

  • 入居施設を完備

    遠方の方、居宅がない方でも回復に専念できるようにナイトケアが利用できる入居施設を完備しています。女性専用の入居施設も用意しています。

  • 無理のない費用負担

    公的制度を利用することで、どんな人でも無理のない範囲の費用負担で回復プログラムを受けることができます。利用開始時に利用をサポートします。

ジャパンマックの
回復プログラム

マックミーティング

ミーティングは、12ステップを基本にアディクションを使わない生き方を学び、実践する場です。回復を目指す仲間とありのままの経験や考えを分かち合うことで、過去と未来に向き合います。また、退所後は自ら自助グループを活用し仲間の支えを得ながらやめ続けることができるように、自ら参加を選択できる自主性を育みます。

認知行動療法に基づいた
グループワーク

精神保健福祉士をはじめとする専門職のリードにより、再発防止のための認知行動療法(CBT)に基づいたグループワークを実施しています。一人一人の思考や行動の癖を把握し、認知・行動パターンを整えていくことでストレスへの対応法やアディクションを使わない方法を身につけます。

生活訓練

健康的な生活を送れるように、規則的に通所することによって生活習慣を整えることに加え、調理実習、金銭管理、時間管理など生活の基礎を身につけます。また、レクレーション、集団競技、ボランティアなど仲間との活動を通して協調性、社会性を育みます。

就労支援

依存症から回復した後、社会に復帰できるように、就労支援を行なっております。就職後も継続して働くことができるように修正後も定期的に面談を実施しています。

回復ストーリー

仲間がいたからやめ続けられた

私は10年以上も酒に溺れていました。酒を飲まないと落ち着かなくなり、飲酒が他の何よりも欠かせない必要なものとなり、結果、仕事も家族も失ってしまいました。酒がなければ生きていけないと思っていました。しかし、そのような生活は私を苦しめるだけでした。
私は自分の飲酒の問題を認めることができず、ずっと否認していました。酒のせいで起きた問題を、家族や友人に解決してもらっても、なぜかまた飲んでしまうのです。

ある日、私は体調が悪くなり、救急車で病院に運ばれました。医師からはアルコール依存症と診断され、入院することになりました。そこで私は初めて専門的な治療を受けることになりました。医師や看護師からアルコール依存症について教えてもらい、薬物療法や心理療法を受けました。
退院後は、アルコールや薬物、ギャンブルなどあらゆる依存症の人たちへの支援をしているジャパンマックの施設に通うことになりました。ジャパンマックの施設では、ミーティングや調理実習などの作業をするプログラム、ボランティア活動やレクリエーションを通じて、アルコール依存症から回復していくことをめざしました。マックのミーティングプログラムでは、それまで依存を必要としていた自分自身の内面を自分自身で整理することから始め、経験や思いを仲間たちの中で分かち合いました。そこで私は、初めて自分の問題を少しずつ認めることができるようになりました。そして断酒を続けることが回復への第一歩だと気づきました。また、料理作りなどの作業をしたり、施設周辺の清掃などの仕事もしたりしました。それらの活動は私に新たな生きがいや社会の中での役割を与えてくれたように思います。

また、マックから自助グループにも毎日参加しました。自助グループでは、同じ病気の仲間たちと体験談を語り合ったり、励まし合ったりしました。私と同じような体験をしてきている人達が大勢いたので、段々打ち解けていろんな仲間と話せるようになりました。
今では私は酒がなくても楽しく生きています。私はアルコール依存症から回復することができましたが、それは医療機関やジャパンマックの施設や自助グループなどの支援があったからです。私はこれからも断酒を続けて、社会復帰に向けて努力していきたいと思います。

東京・神奈川・福岡で
全国の依存症患者をサポートしています

ジャパンマックは、東京・神奈川・福岡を拠点に、全16施設で全国からの依存症患者をサポートしています。