各施設のスタッフの多くは、何らかの依存症からの回復者(ピアスタッフ)です。利用者の方々の回復に仲間として寄り添う、ご自身の体験をそのまま活かせる職場です。
精神保健福祉士や看護師などの専門職の方のご入職も歓迎いたします。当法人各施設で依存症のほかに疾患や障害を抱える方安心・安全をともにつくっています。
アルコールが神様になって家族まで失い、ようやくたどりついたマックで、今は職員として働くようになり7年になります。利用者さんは、誰一人同じではないとは言え、自分が歩んで来た道を歩み、苦しみ、もがいています。過去の自分をみる思いです。そんな時その方に自分の経験も伝え、少しでも落ち着く時間を得てもらえればと思って日々向き合っています。
50代・男性/アルコール依存症当事者
A支援員
生きづらさを抱える女性の回復を支援する仕事を探しているとき、紹介されてマックの女性施設で働き始めました。それまでの病院勤務にない最も特徴的なことは、ミーティングの中での分かち合いが大切にされるところです。その中で利用者さんのさびしかった、悲しかったといった普段気づかないでいた感情を知ることや、そうした気持ちや行動が変化していくプロセスをみることが、いつも新鮮です。スタッフ同士での相談しやすい雰囲気にも助けられ、暖かい現場だなと思います。仲間としての人間的な関わりの中で、依存症の方々が本当に生き方を変えていく姿をみることができる貴重な場であると思います。
20代・女性/助産師
C支援員