ジャパンマックが運営するRDデイケアセンター(東京都板橋区)で、利用者さんたちが3ヶ月をかけて創り上げた創作劇『薬物依存症、女優アカリの物語』。2026年5月のセミナーで披露されると、アンケートで最も高い評価を集め、6月には会場を移しての再演も実現しました。配役への戸惑いを仲間との対話で乗り越え、舞台に立つまでの利用者さんたちの歩みを紹介します。
2026年5月27日、ハイライフいたばし(東京都板橋区)で開催された「第29回RD支援者・関係者向けセミナー」。RDデイケアセンターの利用者さんたちが、企画から3ヶ月をかけて作り上げた創作劇『薬物依存症、女優アカリの物語』を上演しました。女優「あかり」が薬物で逮捕され、記者会見を経て、自助グループへの参加などを通じて仲間と共に回復の道を歩む物語です。
台本づくりから配役、練習まで、利用者さんが協力し合いながら進めてきたこの企画。最初は「配役を断りたかった」「かつらを被る自分が嫌になった」と揺れ動きながらも、仲間との対話を重ねる中で気持ちを立て直し、当日は仲間として支え合いながら舞台に立ちました。そんな一人ひとりの葛藤と成長の過程こそ、この劇最大の見どころでした。
セミナーアンケートでは利用者発表が最も高い評価を得ました。その反響を受け、6月7日には赤羽会館で行われた「みのわマックセミナー」でも再演し、こちらも大変好評をいただきました。
参加した利用者さんからは、次のような声が寄せられています。
「あかりの台詞が自分の心をそのまま反映しているようで、演じていて楽だった」
「一つの物を皆で作り上げる達成感はとても大きいものでした」
仲間を通して支えを受け取れたこと、その先で手にできた時間は未知だった喜びを知る経験になった、という声もありました。RDデイケアセンターでは、今回の企画を通じて、仲間と協力しながら一つの目標に取り組む中で、自己と向き合い、信頼し合う関係を育むことができました。
RDデイケアセンターは、アルコール・薬物・ギャンブル依存症をはじめ、摂食障害や性の問題、買い物依存など、あらゆる依存症の回復を支援する施設です。講義形式の「グループセッション」と面談形式の「個人セッション」を軸に、12ステッププログラムを分かりやすく学べる環境を提供しています。性別を問わずどなたでもご利用いただけ、スタッフは全員が回復中の依存症当事者。約半世紀の実績を持つNPO法人ジャパンマックが運営しています。
見学・相談はお電話にて受け付けています。
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