気分転換をしているのに、嫌なことが頭から離れない。そんなときは、方法や取り組み方を見直してみませんか。気分転換を成功させるための3つのポイントと、気をつけたい点を、公認心理師・臨床心理士の橋本茉旺が紹介します。
「気分転換」上手にできていますか?
みなさんは、嫌なことがあったときや、なんとなく退屈なとき、気分転換することはありませんか? 好きなことをしたり、少し身体を動かしたりと、方法は人それぞれです。
では、みなさんは普段、上手に気分転換ができているのでしょうか?
気分転換をすることで、嫌なことや不快な気分から注意をそらすことができ、気持ちを和らげるための身近な方法です。ですが、その方法や使い方によっては、かえって気分が悪化したり、気分転換への依存を強めたりすることもあります。
ある研究では、気分転換に、過度な飲食や危険な運転など、衝動的で後に悪影響を及ぼす可能性のあるものを選んでしまうと、逆効果になることがあるそうです(Nolen-Hoeksema & Morrow, 1993)。
嫌なことはいったん脇に置いて、今やっていることに意識を向けることはできていますか?
「自分で気分を切り替えられる!」という自信を持っていますか?
「散歩してから、やるべきことに取り組もう」など、気分転換後のことも考えることができていますか?
気分転換で大切なポイントの一つは、
今やっていることに集中できているかどうかです。
気分転換をしているのに嫌なことが頭から離れない、かえって気分が悪くなるというときは、少し注意が必要かもしれません。
そんなときは、
気分転換の方法や取り組み方を見直してみましょう。
みなさんも、自分に合った気分転換の方法を見つけてみてくださいね!
出典:J-mac Fukuoka News No.60(2026年10月29日発行)