第39回連続講座が開催されます。
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人は何を学び、いかにして生きるのか?
「宗教」というと、なにか不思議なことを信じている集団、「信じている」ことと「集団」というイメージがあるかと思いますが、葛西先生は「人がものを考える枠組みのひとつ」と考えると、見方が変わると言われます。人間の心や行動のあり方を理解したり手当てしたりするために、宗教について知ることは有意義というのです。もちろん、依存症と向き合っていくことにも、宗教学が貢献しうると考えておられます。
葛西先生は、グリーフケア研究所と大学院で、傾聴者の養成に取り組んでおられます。また、研究者としては、傾聴者養成の方法論とその国際比較のほか、依存症回復と宗教の関わりの研究に、これまで30年、取り組んでいらっしゃいます。