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アルコール依存症「疑い」全国で約64.4万人〜公的調査が示す現実とジャパンマックの取り組み〜

独立行政法人国立病院機構・久里浜医療センターが2025年9月1日に依存症対策全国センター公式HPで公表した全国調査速報によれば、アルコール依存症の「疑い」がある人は推計約64.4万人と報告されました。こうした社会の実態を背景に、私たちジャパンマックは依存症からの回復を支える取り組みを全国で展開しています。

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アルコール依存症「疑い」全国で約64.4万人、
使用障害「疑い」は304万人

 調査速報「令和6年度 飲酒と生活習慣に関する調査」(厚生労働省補助事業)は、全国361地点の成人8,000人を対象にした大規模な面接調査・アンケートに基づいています(調査実施期間:2024年8月20日から11月19日)。その結果、ICD-10(世界保健機関が定めた国際疾病分類)の診断基準をもとにしたスクリーニングでは「生涯にアルコール依存症の疑いがある」と推計された人が約64.4万人。さらに、WHOが開発したAUDIT(Alcohol Use Disorders Identification Test:アルコール使用障害同定テスト)による評価では、過去1年間にアルコール使用障害の疑いがある人は約304万人とされました。

 ここでいう人数は、医師が実際に診断した患者数(診断確定者)ではありません。調査票の回答をもとに、国際的に用いられている診断基準やテストに照らし合わせ、統計的に算出した「推計値」です。診断や治療を受けていない人も多く含まれるため、必ずしも「病院で診断された依存症患者」の数ではない点に注意が必要です。

 このような公的調査が示す数字は、依存症が誰にでも起こり得る身近な病気であること、自覚しにくいという課題があること、そして社会的な支援が欠かせないことを浮き彫りにしています。

私たちの取り組み

 ジャパンマックは1978年に東京で日本初の12ステッププログラムを導入した施設を開設し、以来、依存症支援のパイオニアとして活動してきました。本部は東京都北区にあり、自立訓練(生活訓練)、就労支援、グループホームなどを運営し、アルコール・薬物・ギャンブルなど幅広い依存症の回復を支えています。

 また、東京・神奈川・福岡など全国の拠点でも、生活訓練やミーティングを通じて仲間と体験を分かち合いながら回復をめざすプログラムを展開。本人だけでなく家族相談にも力を入れ、家族が回復に関わる仕組みを整えています。公的制度による費用助成もあり、経済的な負担を抑えながら利用できます。

 久里浜医療センターの調査が明らかにした社会の現実を受け止めつつ、ジャパンマックは各地の施設で実践的な回復支援を続けていきます。

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参考文献

  • 独立行政法人国立病院機構 久里浜医療センター「令和6年度 飲酒と生活習慣に関する調査 結果速報」(2025年9月1日公表)
    https://kurihama.hosp.go.jp/about/information/article/2025-09-01.html

  • 依存症対策全国センター「調査・研究」
    https://www.ncasa-japan.jp/docs/research-report

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経済的、物質的にも豊かな国であるはずの日本にも、依存症に苦しみ、人生や家庭をだいなしにしてしまっている人がまだ多くいます。正しい知識と対処方法を広めることで、依存症により人生を失う人をゼロにするという私たちジャパンマックの活動を、どうか応援してください。

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