みのわマックに一月二十四日に来させて頂いて、早くも2か月強となりました。幼少期から渇望現象を経験し、社会人になってからは、しらふの状態がほぼ無く、去年の6月に、とある依存行為をして、警察のお世話になりました。今回でお世話になるのは2回目ではありますが、余罪は数えきれないほどです。自分が起こした犯罪ということは、百も承知の上ではありますが、仕事をする気力を無くし、食欲も失い、実家で暮らす両親とはろくに会話もせず、話をすればケンカ口調で怒鳴ってばかりでした。その為、部屋に閉じこもり、目の前の事には目を向けず、責任逃れをして、現実逃避の毎日でした。
そして、前回お世話になった弁護士さんに今回もお願いし、事件の事や今後の生活を相談させて頂いき、医療センターに繋がることができました。その医療センターの相談員と話し合いを行い、みのわマックのパンフレットを頂き、施設の説明を伺いました。その一か月後、みのわマック施設長とZOOMの機会があり、「あなたは病気です」と言われ、涙がボロボロと出てきてしまいました。共感出来る方が居ることが嬉しく、この「病気」を本気で止めたいと改めて思いました。
「止めたい」という思いが、回復施設に入りたいという思いに変わり、みのわマック入所の結果、刑務所に入ることもなく、罰金刑で終わることができました。
それは、自分一人の力では無力であり、回りの方々のサポートと自分を超えた大きな力の導きだと、大いに感じています。
私にとっては春から夏にかけて危ない時期で、両親、みのわマックの仲間、職員、自助グループの仲間、弁護士、相談員、様々な支援者の方々への感謝の気持ちを忘れず、繋がりを大切に、裏切らず、謙虚な気持ちを心掛け、今日一日、12ステップを丁寧に一歩ずつ日々精進していきたいと思います。