利用者 M.T
「今日一日」
「第一の事は第一に」
「思い通りに生きて行けなくなった」
これらは、施設でよく聞く言葉です。 私は、3ヶ月ほど前にコロナに感染し、腰痛の悪化やかつての人間関係のトラブルや将来の就労に対する不安など、私にとって不都合な事が重なりました。
私はこれらの問題をいっぺんに解決しようとして、精神的におかしくなり、これを解決するのはアルコールしかないと本気で考え、近くのスーパーにお酒を買いに行きそうになりました。
そんな中、施設の職員に助けを求め、自分が抱えている問題を一つ一つ整理をしてもらいました。 「今日一日」や「第一の事は第一に」が完全に抜けて落ち、自分は何がなんでも「思い通りに生きていこう」としていた事に気づいたのです。
この3つの言葉は、言葉を解説するような理解をするものというよりか、行動に結合させるものだと。
一年前と今では、この三つの言葉の理解が変わったと思います。それは、自画自賛しますが、ミーティングの中で自分の行動を振り返る事ができたからだと思います。