11月22日、ジャパンマック長崎は、地域の先輩である長崎ダルクの「25周年記念大感謝祭」に参加しました。長崎ダルクの活動に改めて敬意を表し、依存症の回復支援について考えを深める機会となりました。
(トップの写真は左からジャパンマック岡田昌之代表、田代まさしさん)
22日、長崎市内の会場で特定非営利活動法人ちゅーりっぷ会・長崎ダルク(同市)の「25周年記念大感謝祭」が開催されました。長崎ダルクは、薬物やアルコール依存症の方々が「グループセラピー」を通じて依存症からの回復と社会回復を目指すリハビリ施設です。2024年7月に設立されたばかりの私たち「ジャパンマック長崎」も、スタッフと仲間たちでこのイベントに参加し、地域の先輩である長崎ダルクへの敬意を新たにしました。
▲25周年を祝うブーケ
イベントでは、田代まさしさんによる講話も行われました。お話の内容は、長崎ダルク25周年へのお祝いの言葉やご自身の回復までの道のりについてなどです。ダルクにつながった後に再犯を経験した辛い時期や、仲間たちに受け入れられながらクリーンを続けている現在の姿を、ユーモアを交えて語り、会場は笑いに包まれました。
参加したジャパンマックの岡田昌之代表は、「とにかく笑いのセンスが素晴らしい」と感銘を受けたと語ります。
「人を笑わせ楽しくさせるという才能は特筆すべきものをお持ちです。こうして田代さんは依存症を乗り越えることで、社会に笑いと希望を与えているんだと思いました」
困難を経験しながらも、人を自然と笑顔にさせる田代さんの存在は、多くの人にとっての希望です。
イベントでは、長崎ダルクの利用者による琉球太鼓の披露や、各地のダルクの仲間たちとの交流が行われました。ジャパンマック長崎のスタッフと仲間たちも、楽しい時間を過ごし、貴重な交流の機会となりました。
長崎ダルクの25周年という節目に参加できたことは、ジャパンマックにとって大きな喜びです。私たちも地域に根ざし、依存症で苦しむ人々の回復支援の活動を続けていきたいと考えています。
▲長崎ダルクの「25周年記念大感謝祭」のチラシ
依存症は適切な治療によって回復できる「病気」です。あなたの状態に合わせて最適な治療方法をご提案しますので、一度お問い合わせください。
住所:〒850-0905 長崎県長崎市籠町9番22号PSI籠町ビル2F
電話:095-807-6072
私たちジャパンマックは、施設老朽化に伴い2023年にやむなく取り壊されたナイトケア施設「バーブホーム」の再建のため、クラウドファンディングを2024年12月06日23時00分まで実施しています。
▲バーブホームでの利用者たち(現在、建物は取り壊されています)
孤立しがちな依存症者が、仲間や地域社会との繋がりの中で共に歩むことで、未来を拓けると信じています。ジャパンマックの活動に共感し、未来を一緒に実現したいという方は、ぜひクラウドファンディングにご参加ください!