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ドイツも認めた!大麻はやっぱり安全ではない

ドイツの大手医療保険会社KKHは、2024年に大麻による健康被害で治療を受けた人が25万500人にのぼり、前年比14.5%増と1年間の増加としても過去最大となったと発表。特に若年層で依存が深刻化しており、社会全体でリスクへの警戒と予防が求められています。

ドイツで大麻による健康被害が急増

 ドイツの大手医療保険会社KKHが2025年7月16日に発表した報告によると、2024年に大麻が原因で治療を受けた人は25万500人でした。人口1万人当たり30人という数字で、前の年より14.5%増えています。これは過去10年で最も多く、1年間の増加としても過去最大でした。KKHは約150万人が加入し、予算規模82億ユーロ、従業員約4000人を持つ、ドイツでも最大級の医療保険会社の一つです。

どの年代に影響が出ているのか

 大麻依存者数が一番多かったのは25歳から29歳で、約4万7100人。人口1万人当たりでは95人で、全国平均の3倍。45歳から49歳では、前の年と比べて約25%と最も大きく増えました。ただし人数は1万人当たり43人で、Z世代(1990年代後半から2010年代前半に生まれた世代)よりは少なくなっています。

どんな症状で病院にかかったのか

 治療を受けた症状は、急性中毒、有害使用、依存、離脱症候群、精神病性障害などです。KKHによると、これらの危険性には脳の損傷も含まれるとしています。

人々はどう考えているのか

 KKHが調査会社forsaに依頼して、18歳から70歳のドイツ国民約1000人に聞いた結果は次の通りです。

・ 49%の人が「大麻は他の薬物の入り口になり、他の薬物を使うきっかけになる」と答えました
・ 39%の人が「一部合法化によって大麻の使いすぎが起こりやすくなった」と答えました

予防の取り組み

 KKHは2024年4月から「HöhenRausch」という予防プロジェクトを支援。これは大麻の害を防ぐことに重点を置いたプログラムで体験を通じて行います。参加した若者は、責任感や信頼性といった大切な社会スキルを身につけながら、大麻などの依存性物質がもたらすリスクについて学べるプロジェクトとしています

【出典】ドイツ・KKH医療保険会社報告書(2025年7月16日)
https://www.kkh.de/presse/pressemeldungen/cannabis2024


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 アルコールなどの依存症は、自分の意思とは関係なく依存が形成される病気です。習慣的な要因によるもので、誰にでも陥るリスクがあります。 1978年に設立されたジャパンマックは、日本で初めて12ステッププログラムを導入した依存症支援施設であり、依存症に苦しむ多くの人々の回復をサポートしています。長年の経験をもとに依存しない生活を送れるよう支援し、社会復帰を目指すためのプログラムを提供しています。

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