日本の依存症回復支援の歴史を振り返り、次世代へとつなぐイベント「MACのレガシー」が、8月28日(木)、滝野川西ふれあい館にて開催されました。
8月4日、みのわマックのブログにて開催告知が行われ、「Macの歩みを語り継ぐ場」として多くの方々に案内が発信されました。続く8月27日には、ジャパンマック公式サイトに関連ニュースが掲載され、創設者ミニー神父と山本晋一氏の歩みが紹介されるなど、当日への期待が高まりました。
▶映像作品のなかの山本晋一さん 『ミニー神父からうけとったもの --マックの当事者支援 そして生き方を変えること』
当日は約150名の参加者が集まり、世代を超えた交流が生まれました。受付では、みのわ・ワンステップの仲間が制作した「ミニー語録しおり」を配布。ゲストスピーカーとして草創期を知るシスター照子さんと浅賀佐太郎さんを迎え、当時のエピソードが語られました。会場は、過去を知る仲間と現在回復に取り組む仲間が交わる貴重な場となりました。
Macが伝えてきたのは「依存からの回復は可能である」という希望です。仲間とつながり、地域に関わる営みの積み重ねが、いまも未来を形づくっています。
今回の「MACのレガシー」は、過去を振り返ると同時に、これからを生きる私たちに向けたメッセージとなりました。