私たちについて

ジャパンマックとは

私たちの思いや歴史をご紹介します。

団体概要

団体概要や会計資料などをご覧いただけます。

お知らせ

ジャパンマックの最新情報をお届けします。

依存症とは

依存症を知る

依存症についての基礎知識をご紹介します。

依存症コラム

依存症についての情報を更新しています。

発行書籍

ジャパンマックが発行する書籍などをご購入いただけます。

依存症回復支援活動

活動紹介

私たちが取り組む活動についてご紹介します。

マック通信

全国の施設での日々の様子をお届けします。

お知らせ

【対談YouTubeライブ開催レポート】バーブホーム再建の役割とは~ナイトケア施設入居経験ジャパンマック職員と語る~

クラファン告知連続企画

ジャパンマックが進める「バーブホーム再建プロジェクト」の一環として、依存症回復支援の意義や未来について深く掘り下げる特別対談シリーズを開催しています。

この企画では、依存症回復支援の最前線で活躍する専門家や関係者をゲストに招き、支援活動の歴史や現状、そしてこれからの展望について対話形式でお届けします。

今回はナイトケア施設の再建プロジェクトを語る特別対談として、ジャパンマック代表理事の岡田氏と、過去に施設利用経験を持つジャパンマック福岡施設長の龍卓士氏をゲストに迎え、依存症支援の現場から見える課題と未来について対談を行いました。

動画を見られていない方はこちらからご覧ください。

ナイトケア施設の重要性

ナイトケア施設は、依存症の回復を目指す人々が共同生活を通じて孤独から脱し、再発のリスクを軽減する重要な役割を担っています。

特に「孤独の病気」とも呼ばれる依存症において、夜間の時間帯を共有できる環境が、回復を安定させる鍵となることが語られました。

岡田氏の経験談:回復を経て支援の場を築く道

「アルコール依存症は進行すれば命を奪う病気です」と語るのは、ジャパンマック代表理事の岡田氏。

現在63歳の岡田氏が、依存症支援に携わるようになったきっかけは、27歳のときに訪れた生死の境でした。

若い頃から強い酒を大量に飲む生活を続けていた岡田氏。アルコールによる健康被害が次第に進行し、これまでに3回の入院を経験しました。

その中でも、2度目の入院時には「マロリーワイス症候群」という深刻な状態に陥り、大量出血で命を失いかけました。

「医者から『あなた死ぬところだった』と言われ、生きていることの意味を初めて考えました」と振り返ります。

そんな中、東京の「みのわマック」という施設に繋がり、共同生活を通じてアルコールのない生活を取り戻していく中で、依存症に向き合う大切さを実感。

自身の経験が、現在の依存症支援活動の原点となりました。

「依存症は誰もが陥りうる孤独の病気です。私自身が救われたように、一人でも多くの人が回復の道を歩めるよう支援を続けたい」と語る岡田氏。

その熱い想いは、施設再建を目指す現在のクラウドファンディング活動にも繋がっています。

龍氏の体験談:共同生活が生む安心感と回復の力

氏はギャンブル依存症に苦しみ、自助グループにも通いながらも止められない日々を過ごしていました。

家族から「家を出るか施設を使うか」の選択を迫られ、ナイトケア施設への入所を決意。

共同生活を通じて、「同じ悩みを抱える仲間がいることが孤独感を和らげ、回復を支えた」と語りました。

氏は「夜の19時から21時は『依存症のゴールデンタイム』と呼ばれ、再発しやすい時間帯。そこで仲間と過ごすことで孤独を防げた」と話し、

特に夜の語り合いが深い安心感を生み、回復へのモチベーションとなったエピソードを披露しました。

施設再建への思い

「バーブホーム」は長年、依存症支援の拠点として機能してきましたが、雨漏りによる老朽化で2023年に利用停止に追い込まれました。

岡田氏と氏は、施設の歴史と重要性について振り返りつつ、新しい施設の必要性を強調。

氏は「7年前に研修で滞在した際、施設に猫が2匹いて、住人たちが和気あいあいと生活していた。共同生活の場としての安心感があり、そこに戻りたいという声も多かった」と当時の雰囲気を語りました。

また、岡田氏は「ナイトケア施設は孤独からの解放と回復を支える肥沃な土地」と表現し、施設再建の意義を強調しました。

依存症からの回復をみんなで支え、やり直すことができる社会づくりをご支援ください【バーブホーム再建プロジェクト】

期間:2024年10月6日(日)9時00分~12月6日(金)23時59分
目標金額(1stGOAL):2500万円
クラウドファンディングページ:https://congrant.com/project/donatejmac/12986

*寄付決済サービスのコングラントが提供する寄付金が100%届くクラウドファンディング「GIVING100 by Yogibo(ギビングハンドレッド)」目標額を達成すると、寄付金にかかる決済手数料が免除される取り組みで、参加団体は寄付金の多くを活動に利用することができます。
GIVING100について:https://congrant.com/jp/yogibo