ジャパンマックが進める「バーブホーム再建プロジェクト」の一環として、依存症回復支援の意義や未来について深く掘り下げる特別対談シリーズを開催しています。
この企画では、依存症回復支援の最前線で活躍する専門家や関係者をゲストに招き、支援活動の歴史や現状、そしてこれからの展望について対話形式でお届けします。
今回は「ジャパンマックのこれからを、前代表と現代表で考える」として、ジャパンマック前代表の岡崎直人氏をお招きしての対談企画です。
動画を見られていない方はこちらからご覧ください。
アルコール依存症者の治療において、専門治療を受けている人はわずか5%以下という「治療ギャップ」の問題が浮き彫りになりました。
また、大都市に支援施設が集中し、地方では施設の運営が困難である現状が語られました。
特に福岡県では、人口の少ない地域で障害福祉サービスの利用が難しい実情が共有され、地域間格差を埋めるための新たな取り組みが提案されました。
家族が依存症者の借金を肩代わりしてしまうケースが紹介されました。
例えば、ギャンブル依存症者の家族が借金を返済することで「良かれ」と思って助けたつもりが、本人の依存を延長させてしまう結果になることが指摘されました。
このようなケースを回避するため、家族が適切な距離を保ち、本人が問題に向き合える環境を整えることの重要性が強調されました。
未来に向けた展望として、依存症支援におけるスピリチュアルケアの可能性や、医療機関と地域支援施設の役割分担が議論されました。また、ギャンブル依存症者がオンラインカジノなど新しい依存形態に陥る課題も取り上げられ、現代のライフスタイルに即した支援策が必要であると提案されました。
今回の対談企画を通じて、依存症支援における情報共有と協力の重要性を再認識することができました。
私たちは引き続き、依存症回復支援の発展に向けて活動を続けてまいります。
期間:2024年10月6日(日)9時00分~12月6日(金)23時59分
目標金額(1stGOAL):2500万円
クラウドファンディングページ:https://congrant.com/project/donatejmac/12986
*寄付決済サービスのコングラントが提供する寄付金が100%届くクラウドファンディング「GIVING100 by Yogibo(ギビングハンドレッド)」目標額を達成すると、寄付金にかかる決済手数料が免除される取り組みで、参加団体は寄付金の多くを活動に利用することができます。
GIVING100について:https://congrant.com/jp/yogibo
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