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AA日本50周年記念集会に参加して(2)「自分にとって良い道しるべ」/みのわマック便り

AA日本50周年記念集会では、仲間との絆を再確認し、多くの気づきと感動を得た3日間でした。ニュースレター『みのわマック便り』」5月号より参加者の声をご紹介します。

★T.Eさん

 AA50周年は、感慨深い気持ちになりました。1日目は、「3分間誰でもスピーカー」で、知っている仲間が積極的に参加したり、海外の仲間が分かち合いをしている場面を見ていると、不思議な気持ちになりました。2日目は、ミーティングに参加して、さまざまな気づきを得て、「12ステップでは、許せる心」と、先ゆく仲間が言っておられ、次のプログラムの「埋め合わせ」について、相手を許せるこころを待たないといけないのだと気づき、ただ単に感謝の気持ちや、謝罪の気持ちだけでは駄目なんだと、あらためてプログラムの深さと重みを感じた時間でした。
 その後、ここを修了された先ゆく仲間が来ていて、1年前に戻った感じで、嬉しくもあり、さびしい気持ちが入り混じり、何とも言えない感傷にひたっていました。その他にも色々とプログラムに参加させてもらいましたが、多くの気づきと今までにない感覚を味わった3日間でした。その後は、体調を崩しました。

★Y.Kさん

  「AA50周年記念集会」というものを知ったのは約2年前、私がAA、マックに繋がったころだった。当時は「自分には関係ない」と思っていた。まさか色々な思いを乗せて自分が参加できたのは仲間とハイヤーパワーのおかげだと感じる。
 1日目は仕事の都合で、夜からの参加となり、マックの同じ地区の仲間の晴れ舞台を見られなかったのは、少し残念だったが、本人の顔を見たら「ああ、うまくいったんだな」と思えた。2、3日目と、久々に会う遠方の仲間や、以前まわっていたグループの仲間と再開でき、とても温かい気持ちになれた。海外の仲間のスピーカーミーティングで男女の話を聞かせてもらった。
 「たぶん、アメリカかカナダ」。人種や国が違ってもAAプログラムで回復している話を聞くと「自分と同じことをしてるんだ」と仲間意識を強く感じた。短時間ではあったが仲間の配慮で書籍頒布のボランティアに参加させてもらい、それを通じて、いろいろな仲間と関わることができた。AAの仲間は優しく教えてくれるので、今後、いろいろなサービスをやってみようと思うことができた。
 さよならセレモニーで参加人数を聞いて、「どんだけアル中いるんだ(笑)」と思ったと同時にこのような集会を開いてくれた仲間たちに心から感謝します。良いものをたくさんもらうことができた3日間でした。帰りは埼玉のAAミーティングに参加し、上がり気味の気持ちを着地させることができて良かった。100周年の時に「ソーバー50年の○○です」って言えたらいいな。「今日一日」

★N.Sさん

 AA50周年に参加して思ったことは、スケールの大きさです。こんなに大きく盛大な祭典だと思ってなかったので非常に驚きました。また、海外からの参加者も多数見えたのも印象的でした。AAはこれだけ信頼がある証拠だなあと思い、自分もAAに繋がることができてすごく嬉しくなり期待度も上がりました。
 この先もAAは自分にとって良い道しるべとして存在してほしいと思いました。このAAの祭典、もっともっと長く大きく続いてほしいと思います。自分はこの先AAとどのような関りをしていくかは具体的には分からない部分が多いけどそう思いました。

★R.Fさん

 毎日、お世話になっております。私はこの施設に入って1年、自分の底つきからスタートして今、11か月依存を使わないでいさせてもらっています。さて、アルコホーリクスアノニマスの50周年記念集会に出席させていただきました。以前お世話になり、御迷惑おかけして申し訳ない思いがまだある、中間施設の職員や仲間とも再会でき、また運営がしっかりなされているなぁと感想を抱かせていただきました。回復に向かう仲間の志には本当に頭が下がり、感謝の念が尽きませんでした。ありがとうできいます。

★T.Yさん

 私は2日目のミーティングでヤングのミーティングに参加しました。オープンスピーカーミーティングでその中でのテーマで「仕事」というテーマがありました。スピーカーさんのわかち合いの中で、飲んでいたときは、キャリアやかっこよさなど、そういうのにこだわっていたけど、プログラムを踏んで、AAのサービスをしていく中でスポンサーから「仕事もサービスと思ってやるんだよ」と言われました。
 仕事も奉仕の気持ちを持ってやれてるのかなと考えたとき、自分はまだまだそこまでは思えてやれてないなと思いました。自分は内気な性格なので、パフォーマンスをうまく発揮できてるのか実感が湧きにくいのだと思います。その中でも自分でできるパフォーマンスを持って、奉仕の気持ちで仕事に取り組んでいきたいなと思わせていただきました。

★H.Tさん

 今年、AAの50周年の節目のイベントに参加できたことが先ず大変に感謝すると共に、最高の感動を受けました。この記念すべき大きな集会イベントの年に、自分自身も2年のバースデーメダルをいただけたことにも、この施設に繋がったことが深い意味があるのではないかなと自分でも不思議に感じております。
 また、このたびのイベントに、サービスとして、地区代表のフラッグ行進も体験させていただくと共に、ホームGとしての書籍係りも手伝わせていただくことができて自分自身の一生の思い出となる体験ができたことに最高の喜びを覚えました。それとは別に最大に驚いたことが、50周年の記念イベントでの、ソーバーカウントダウンの際に、同じ50年のソーバーを保てている方がおられたことでした。あれには本当に驚くと共に、感動と感激を受けました。
 自分がまだ小学生の頃からであることを考えただけでも、良い意味で恐怖を感じた(!)という程です。自分自身、あと何年の命が神よりあずけさせていただいているか解りませんが、自身のアディクション…全部の依存症を抱えている身として…をあと何年ソーバーを保てるかは分からないですけど、命ある限り、絶対に酒に手を出すことなく、又、他のアディクションにも道をはずすことなく、ソブラエティーを保ちソーバーを延ばしていかなければいけないんだ、と云うことに強く痛感させられた思いです。やはりその為には、「今日一日!!」の積み重ねと、可能な限りのAAのミーティングに足を運び続けることが大切であると改めて実感した3日間でした。
今の施設に、AAの自助会、そしてホームグループの仲間、先ゆく仲間と共に同じ目標に向けて日一日と精進せねばならないことをも、改めて痛感させていただきました。AA50周年、おめでとうございます。そしてありがとうございました。


みのわマック とは

1978年6月、日本で初めて12ステッププログラムを使って依存症者の回復と成長をサポートするアルコール等依存症者リハビリテーションデイケア施設「三ノ輪MAC」として発足しました。設立者もアルコール依存症者の当事者であり、当事者による当事者へのサポートを大切にしています。

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